地方出身の人が大学進学を機に都会へ。
そのまま都会で就職してもう40代…。
でも年々体力は落ちてきて、都会での仕事は辛い…。
都会でやりたいことももうない…。
そんな気持ちを抱いてはいませんか?
そこでオススメするのは、実家のある地元へ帰って悠々とした生活を送ることです。
正直に言って40代というのは「普通の人だったら変化を起こすことを避ける年代」だと思います。
「実家のある地元に帰るかどうか考え始める」だけでも、かなり勇気のいることです。
なぜなら人は自分に都合の悪い事実には気づかないほうが圧倒的に楽なんだから。
だからこそ、私は40代で実家のある地元に帰ろうとしているあなたの決断を応援したいと思います。
この記事では40代で実家のある地元に帰ることのメリットとデメリットについて見ていきたいと思います。
この記事で解決できるお悩み
- 40代で実家・地元に帰るメリット・デメリットは?
- 40代で実家・地元に帰っても転職は可能なのか?
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40代で実家のある地元に帰るメリットは6つ
40代はまだまだ働き盛りといえますね。
実家に帰るには少し早いのでは?と考える人もいるかもしれません。
では、そんな40代で実家に帰ることにはどんなメリットがあるのでしょうか?
自然を身近に感じられる
田舎では都会と比べて自然を感じられるのが最大のメリットだと言えます。
田舎で自然を感じて過ごすのは精神的な安定にも、子供の成長の面でも大きなメリットです。
都会で感じる四季と田舎で感じる四季は大きく違っていると思います。
特に都会でストレスと戦う現代社会では多くの人が知らず知らずのうちに疲弊してしまっています。
40代を期に自然に触れられる環境に身を移すのも良いかもしれません。
生活にかかる費用が安い
都会と比べて田舎は生活費用が安くなります。
家賃はもちろん、飲食店の料金や細かいところではコインパーキングなどの料金もやすいですね。
特に家賃が安いのは大きく、1ヶ月の生活費のうち大きな部分を占める家賃が数万円安くなるのはかなり助かります。
都会で暮らすととてもお金がかかり、将来に抱える不安も大きいですが、実家・地元に帰ればずいぶん安心できますよね。
教育にかかる費用も安い
これは地方にもよりますが、一般的に田舎では私立の学校より、公立の学校のほうが学力が高い傾向があります。
当然、私立の高校に通うより公立の高校に通うほうが学費は安く済みます。
ただし一方で、県内随一の公立高校といえど、都会の私立高校などと比べると見劣りすることはあるので、とにかく良い高校や大学に行ってほしいという人は注意ですね。
また、国公立大学についても地方のほうが基本的に偏差値は低いので、子どもがもし地元の国公立大学に進学するとなればかなり学費は安くなります。
このように田舎では教育にかかる費用が安く済む可能性があがります。
将来への貯金もしやすい
見てきたように実家のある田舎に帰ることで、様々な費用が安くつきます。
支出が減るということは、それだけ貯蓄に回せる金額も増やせる可能性があり、都会にいるよりも将来への備えがしやすいです。
ただ、田舎で新たな仕事を探すとなると収入が下がる可能性があることには注意が必要です。
マイホームを持ちやすい
田舎では都会と比べて土地も安いです。
土地が安いということはマイホームを持ちやすいということです。
田舎に帰ると夢のマイホームにも近づけますね。
親の様子も見られる
40代となってくると、親の年齢も自ずと上がっています。
親はすでに高齢者と言われる年代に達している人も多いのでは無いでしょうか。
そんな年齢になってきた両親にいつ健康上の問題が発生するかわかりません。
実家のある地元に帰れば親の様子も近くで見られるので離れているよりはずっと安心です。
40代で実家のある地元に帰るのは、まだ遅くはない
40代で実家のある地元に帰りたいと思っていても、「もう遅いのでは?」という心配がありますよね。
でも、もし自分が50代60代になってから実家に帰るということになったとしたら?
40代では実家に帰るタイミングとしては決して早いとは言えませんが、遅くもありません。
40代で帰りたいと思えたのならこれを一つのきっかけに思い切って実家に田舎に帰るのは英断と言えるでしょう。
40代で実家のある地元に帰るデメリットは3つ
40代で実家に帰るのに意外にも多くのメリットがあることはわかりました。
とはいえ、実家に帰るというのもメリットばかりではありません。
実家のある地元に帰るのはデメリットもあります。
デメリットとして挙げられるのは大きく3つでしょう。
- 収入が下がる可能性がある
- 転職できる可能性は決して高くない
- 長く勤めた会社を辞めづらい
収入が下がる可能性はある
一般的に都会の方が平均年収が高い傾向にあります。
dodaの記事によると各エリア別の平均年収は以下のようになっています。
エリア | 全体 | 男性 | 女性 |
関東 | 423万円 | 473万円 | 366万円 |
東海 | 395万円 | 439万円 | 330万円 |
関西 | 384万円 | 431万円 | 329万円 |
中国・四国 | 376万円 | 414万円 | 316万円 |
北信越 | 374万円 | 410万円 | 314万円 |
北海道・東北 | 367万円 | 404万円 | 311万円 |
九州・沖縄 | 366万円 | 405万円 | 315万円 |
これを見るとやはり関東エリアがもっとも平均年収が高いことがわかります。
つまり田舎になればなるほど、収入が下がる傾向になります。
転職できる可能性も決して高くない
当然、田舎の方が仕事が少ないのも事実でしょう。
40代となると、仕事の選べる範囲も狭くなるかもしれません。
選べる範囲が狭いということは
長く勤めた会社は辞めづらい
長く勤めた会社は辞めづらいものですよね。
義理堅い民族である日本人に特有の考え方かもしれませんが、大事な気持ちだと思います。
そんな会社をやめるのにはかなりの労力が必要になるので大変です。
40代で実家や地元に帰ってのUターン転職は可能
40代で実家や地元に戻ってのUターン転職も可能だと私は思います。
私の知人でも40代でUターン転職した人はいますので。
とはいえ、見てきたように厳しいのも事実。
そこで私が考えるポイントを解説していきます。
地方にも強い転職エージェントを使う
田舎へ転職するには地方に強い転職エージェントを使うようにしましょう。
どの地方への転職にも強い【doda】が特にオススメです。
dodaがオススメな理由は以下の点です。
dodaがオススメな理由
- 応募書類のアドバイス
魅力的な履歴書・職務経歴書を書くためのアドバイスしてくれる - 応募書類だけでは伝わらない魅力を企業にアピール
履歴書、職務経歴書だけでは伝わらないあなたの特性を推薦状などに添えて企業に応募してくれる - 面接前後のフォロー
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転職できるスキルを先に身に着けておくのもアリ
最近はリモートワークが定着しましたね。
そのおかげで田舎に住んだままで都会の会社で働くという働き方を選ぶ人も増えてます。
プログラマやSEなどといった仕事は特にリモートワークと相性がいいですしね。
でも、40代からいきなりプログラマに転身なんて無理でしょ?
もちろん独学での勉強も可能だと思いますし、オンラインスクールを使うのもアリでしょうね(ただし金額は高いです)
私はコチラの書籍をまず買って学習しました。
Pythonというプログラミング言語の基本が学べますが、どちらかといえば巻末の「どうやってプログラマーとして仕事を得ていくか?」という内容のほうが参考になりました。
まずは独学してみて、Progateやドットインストールなどで学ぶといいのではないでしょうか。
上記2サイトならProgateのほうがオススメです。
本気で実家やに帰りたいなら”すぐに”転職活動を始めるべし
実家や地元に帰りたい気持ちはとてもよくわかります。
そして40代という年齢で焦っているのも不安になっているのもわかります。
だからこそ、”すぐに”転職活動を始めるべきです。
詳しくは以下の記事で解説しています。
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