大学に進学したら多くの人が『あこがれの一人暮らし』を始めますよね。
でも、早くもこう思ってませんか?
一人暮らしは寂しい…実家に帰りたい
家事が大変…実家に帰りたい
遊ぶお金がない…実家に帰りたい
そう、要するに大学生はいろんな理由で実家に帰りたいのです。
夏休みなどの休暇や大型連休などの短期的な帰省から、一人暮らしを完全にやめて本格的に実家に帰ってしまいたいという長期的なものまで。
特に本格的に帰りたいという人にはぜひ読んでもらいたい。
なぜなら大学生の一人暮らしは基本的にやめるべきではないからです。
もちろん実家に帰りたい…と思ってしまう気持ちは分かります。
しかし大学生はがんばって一人暮らしを続けた方がいいでしょう。
この記事では大学生が一人暮らしをやめて実家に帰るべきではない理由について解説していきます。
結論から言えば、『大学生の時期にしか体験できないことが実家ではできなくなる』からです。
こんな人にオススメ
- 大学生になって一人暮らしを始めたけど、もう実家に帰りたい人
- 実家に帰るべきか一人暮らしを続けるべきか迷っている人
まずはなぜ大学生は実家に帰りたくなるのか?から考えていきましょう。
大学生が一人暮らしをやめて実家に帰りたいのはホームシックのせい
大学生が実家に帰りたいと感じるのはどんなときでしょうか?
それはひとことで言えばホームシックでしょう。
ではなぜホームシックにかかるのでしょうか?
親の愛情が深い
大学生がホームシックにかかる理由はかんたんに言えば『親離れできない』ことでしょう。
しかし、それは決して悪いことではありません。
なぜなら親が愛情をいっぱい注いであなたを育て、あなたもその愛情に応えた結果だからです。
つまりホームシックはあなたの人間性がまっすぐに育った証拠。
だからホームシックにかかること自体はむしろ誇ってもいいことです。
しかし大学生になって一人暮らしを始めた今こそ『親離れ』のときなのです。
一人暮らしをやめて実家に帰るのはダメ?
大学生が一人暮らしをやめて実家に帰るのははっきり言ってダメだと言えます。
なぜならこれから先の長い人生に対して大きな影を落とすことになるからです。
ここからは『なぜ大学生が一人暮らしをやめて実家に帰るのがダメなのか?』その理由を説明していきます。
大学生が一人暮らしをやめて実家に帰るのがダメな3つの理由
実家に帰りたいという気持ちは多かれ少なかれ誰でも抱くもの。
実家に帰るのは『甘え』と言われることはあり、実際「甘えである」ことは多いです。
しかし実は「実家に帰るのは甘えでも、決して悪いことではない」のです。
詳しくはこちらの記事に書いてあります。
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実家に帰りたいのは甘え?甘えと言われなくてすむ方法は?
続きを見る
しかし大学生に限っては、甘えだろうが甘えでなかろうが一人暮らしをやめるべきではありません。
大学生が一人暮らしをやめて実家に帰るのがダメな理由は3つあると私は考えます。
大学生が一人暮らしをやめてはダメな3つの理由
- 自立が後戻りしてしまう
- 新たな出会いを妨げる
- 大学生のときにしておくべき体験ができない
一つずつ解説していきますね。
自立が後戻りしてしまう
大学生といえば18歳。
成人年齢が18歳に引き下げられたことで、18歳は成人ということになりましたが、まだハッキリ言ってまだ子どもです。
そう、大学生が一人暮らしを始めるのは『大人への第一歩』です。
大学生はどこで生活をするかによってその立ち位置が大きくかわってしまいます。
どういうことかというと、
大学生の実家暮らしは高校生の延長
大学生の一人暮らしは大人への入り口
と言えるからです。
つまり大学生が、一人暮らしをやめて実家に帰るということは、
大人への入り口にいたのが、高校生の延長という立ち位置に戻ってしまうということ。
自立が後戻りしてしまうことになるわけです。
新たな出会いを妨げる
大学生というのは新たな出会いが多く訪れます。
友達にしろ恋人にしろ、本当に多くの人と出会うはず。
けれど一人暮らしをやめて実家に戻るとなるとさまざまなしがらみがあります。
家には親がいて人を呼びづらいとか、門限があるとか…。
特に恋人は間違いなく作りづらいでしょう。
大学生の時期の出会いの多くは一生モノとなります。
一人暮らしは出会いを妨げにくい環境でもあるといえます。
大学生のときにしてほしい体験ができない
ここまで2つの理由を説明しましたが、まぁ正直いって誰でも考えつくようなこと。
私が考える大学生が一人暮らしをやめて実家に帰るべきではない最大の理由はこれ。
大学生の一人暮らしのときにしかできない体験がある
そう、実は大学生の時期にしか体験できないことってたくさんあります。
アルバイトやキャンパスライフとかももちろんそうですが、それ以外にもあります。
私も大学生のときにこれらの経験をしましたが、大学を卒業して10数年経ったいまでも、やっておいて本当によかったなと思えます。
ここからは具体的にどんな体験を大学生時代にしておいてほしいのかを解説していきます。
大学生が一人暮らしでなければ体験できないこと
大学生の一人暮らしでなければ体験できないこと。
たくさんありますが、私がよかったなと思えるのは以下の3つです。
私が大学生時代やっててよかったこと
- 恋人と一日中家でイチャイチャする笑
- 友達と夜中までテスト勉強をしたり麻雀などして遊んだりする
- 自分の家に友達と集まって何をするわけでもなくダラダラと過ごす
もう項目さえ見ればだいたいわかるかもしれませんが、一個ずつ詳しく説明していきますね笑
恋人と一日中家でイチャイチャする笑
恋人と一日中家でイチャイチャする。
割と書いてて恥ずかしいですが、これも大学生ならではじゃないでしょうか。
もちろん大人でもこういう人はいるかもしれませんが、大学生は時間を持て余してたり、お金がなかったりするのでこんな感じの人は多いです。
しかし社会人になると、普段の仕事が忙しくて時間がもったいないし、お金にも多少余裕が出てくるので結構活発にデートします。
大学生のときの恋人との付き合い方も高校生までと、大人になってからとはけっこう毛色が違うものです。
実家で一日中恋人とイチャイチャできるって人はかなり少ないでしょう笑
一人暮らしをしてないとキツイですよね。
友達と夜中までテスト勉強したり麻雀などして遊んだりする
大学のテストってかなりたいへんですよね。
だから友達とテスト勉強を夜中までやるなんてこともしばしば。
ファミレスで勉強したりもしますが、これも自宅に集まってやることが結構あります。
つらいテスト勉強も友達と一緒だったらわからないところや出そうなところを教え合うこともできます。
ですがやっぱり実家ぐらしだと、それも難しいですよね。
あとは、男性だと大学くらいから麻雀を覚えるって人も多いでしょう。
夜中まで麻雀するってこともありますよね。いわゆる徹マンってやつです。
私もご多分に漏れずしょっちゅう徹マンしてました。しかし社会人になると仕事に影響が出がちなので徹マンをすることって減ってしまいます。
自分の家に友達と集まって何をするわけでもなくダラダラと過ごす
自分の家に友達と集まって何をするわけでもなくダラダラ過ごす。
これ意外と軽く見られがちなんですが、間違いなく大学生時代にしかできないことなんですよ。
高校生までだと、実家や寮に住んでいるのでこういうことはできません。
また、就職してからだと、毎日仕事で忙しく当然こんなことはできません。
そう、これは一人暮らしの大学生という環境だからこそできることなんです。
大人になった今『大学生時代にどんな思い出がある?』と聞かれれば旅行に行ったことなんかを挙げる人は多いですよね。
でも『大学生時代に友達と集まってダラダラしたことはある?』って聞けば結構多くの人が、『あー、たしかにそれも良い思い出かも笑』と答えるハズ。
【なんでもないようなことが幸せだったと思う】という歌があるように、こういう日常が実は一番良い思い出なんです。
自分の家に友達と集まって何をするわけでもなくダラダラ過ごすことこそが、大学生時代に一番やっておくべきことだと私個人としては感じますね。
繰り返しになりますが、大人になってからは絶対にできないことです。
まとめ:大学生よ一人暮らしをやめるな
大学生というのは子どもから大人へと変わるとても大切な時期です。
中には一人暮らしを続けるのがどうしてもムリという人もいるでしょう。
もちろんストレスが強いなか無理しすぎて心身をこわしてしまってもよくないので、実家に帰るという選択をしても仕方はないです。
でも、一人暮らしがつらくても、もう少しだけがんばってみませんか?
大学生のときにしか体験できないがそこにはあります。
大人になってからふり返ると、きっと『がんばってよかったな』と良い思い出になるハズですよ。
まずは以下の記事で説明している方法を試してみてください。
大学生活が変わり始めるかもしれませんよ。
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